No.683 選挙立会人の表も裏も③ sanbuichi-koji, 2026年2月10日2026年2月11日 毎日面白い出来事が起こるので選挙立会人シリーズばかり書くのも追いつかないくらい!まず今日の授業は、4ヶ月担当したビジネスWEBデザイン学科の最終発表会。(タイトルの画像)全くのWEBデザインの初心者が企画〜ワイヤーフレーム〜WEBデザイン〜HTMLコーディングまで完成させてSNSと連動させたWEBサイトをプレゼンテーションする日。採点表をつけていて、自分でも驚くことに、最初の企画段階で「ちょっとこのホームページはどうじゃろう・・・・」と思った方の採点が一番になった。三分一先生の指導がいいんだろう(嘘!)プレゼン力が抜群に上手になって本当に感心した。最後に講評をする時に、みんなと過ごした楽しい授業を思い出して泣きそうになったぞ! そしてシリーズパート③選挙って、「そもそも何でこうなるん?」「こうすればいいんじゃないん?」って思うことがありすぎて、「確か今は令和だよね?昭和じゃないよね?」ってタイムマシンに乗って過去に行った感じがする。投票入場券を持って投票会場へ入ると、まず受付で「選挙人名簿と照らし合わせた本人確認」が行われるが、多分別人(性別と年齢の感じしか確認のしようがない)が持ってきてもスルーすることはできるはず。投票所に配置される市の職員は毎回一緒の顔ぶれなのと、地元自治会から2名の立会人がいるということが「身代わり等の不正」を防ぐ意味もあると思われるが、もうそれは紙の選挙人名簿の限界。そして次の段階。受付で本人確認するのだから、投票用紙にわざわざ「手書き」で名前を書かさなくても印刷された名前に○を付けさせたらいいのに。これも調べてみると、先進国で自書式投票をしているのは日本だけ!色々理由が書いてあるが、選挙によっては投票用紙に多くの政党名や候補者を印刷する必要があったり、候補者の記載順によって有利不利が生じる可能性等も書いてあった。メリットデメリットを言い出したらキリがない。自書式のデメリットの方がはるかに多いはず。さらに調べると、過去には記号式投票が導入されたことがあるけど、すぐに「自民党」によって元の自書式に戻されたこともわかった。その理由は自民党から出された、なんとも自分勝手な理由だった。 今回の比例区の「政党名を書く」という投票様式もわかりにくい。屋外の掲示板には小選挙区の候補者のポスターしか無く、新聞をとっていない家庭やテレビを見ない人には対象の政党が10もある事なんて全然わからないはず。自分も10の政党名を正確に把握していない。さらに投票場所の横には比例区の政党名と候補者の一覧表が貼ってあるけど、比例順位の数字の意味を知っている人は皆無だろう。比例区のみに立候補と小選挙区との重複立候補が混在した一覧表の前で、立ちすくんで考え込んでいる有権者を立ち合い中何人も見た。重複立候補の場合は『惜敗率』で政党の中での順位が決まることは、相当詳しく勉強しないと理解できない。そもそも、支持する(自分の考えに近い)政党があっても、小選挙区でポスターが無い(立候補していない)と、比例区で小選挙区の候補者と違う政党名は書きにくいはずで、屋外のポスターにも比例区としての政党のポスターは貼らなきゃ不公平なのでは?(あんなに場所が余っているのに) さらにさらにさらにさらに、今回一番驚いたことは、立会人のもう一つの仕事、「投票箱施錠キー移送人」の仕事。投票が締め切られて、投票箱に鍵をかけて、その鍵を封筒に入れて糊付けして選挙管理人と立会人の印鑑で封印して、開票所(総合スポーツセンター)まで持参しなければいけない。 ↑その準備をしているのがこの風景。なんとタクシーが待機していた!我が太華中は周南市内の投票所の中でも開票場所に最も近い(タクシーだと1メーターかも)けど、49ヶ所全ての投票所にタクシーを配車して運んでくるらしい!スポーツセンター周辺には、恐ろしいくらいのタクシーが集結していた。そしてスポーツセンターでは何重にも「関所」のようなチェック場所で、しかも驚くべき人数の市職員が集結して投票人のデータを確認し、約20分後に待たせていたタクシーで投票所に戻って立会人の業務が終了。結局午後9時。タクシーの経費だけでもとんでも無い額になるはず。ただ、あれだけの人が一生懸命に働いているのに、まだ開票作業(午後9時から)も始まってないのに、投票が終わった8時2分には報道が「山口は全区で当確が」と報道。結局、当選とか落選とか全く違う次元で、「票数」を確定させるためだけの作業。あの人たちはなんて生産性の低い作業を延々としなければいけないんだろう・・・・と悲しくなる風景だった。いや、選挙のたびにあれだけの作業に追われる人たちは、もう何の感情もなく淡々と、ただこなしているんだろう。昭和だった。間違いなく「あの場所」は昭和以外のどこでもない空間だった。あらゆるものが「紙」で管理され、紙が溢れ、紙の名簿やバインダーが積まれ、鉛筆と赤鉛筆でチェックされ、ホッチキスでまとめられ、輪ゴムでまとめられ、テーブルが紙の山で埋もれ、紙のみが証拠として残される。人件費だけでもとんでもない額だろう。その膨大なお金、税金という市民の血税を使って!選挙に立候補する側の「裏側」も一度だけど経験して、今回立会人という、また違った立場で選挙をみることができた。もっと一人一人が真剣に考えないと本当にやっとられん! 立会人をしている13時間は本当に「おかしいところ」は無限に見つかるし、アイデアも無限に湧いてくる。そして何より「人間ウオッチング」が一番面白かった。次のパート④で最後にしようと思うけど、投票率を上げるためのアイデアを忘れないうちに記します(笑) 日々の感想 未分類