No.633 徳高ラーメンついに市民権を得る。 sanbuichi-koji, 2025年12月22日 昨年の大晦日、コロナ禍を乗り越えて5年ぶりに『徳高ラーメン』を復刻。ほとんど告知をしなかったにも関わらず200名弱の“常連さん”の同窓生が学校に集まってくれた。但し、[材料費を差し引いた売り上げの全額を学校に寄付する]のが徳高ラーメンの主旨にも関わらず、下手したら赤が出る規模の売り上げだった。このイベントをこれからどう育てていくか?発起人の自分としては、ここまで全国の同窓生にも完全に浸透し、昔の食堂のラーメンを知らない現役の高校生までが「徳高ラーメン」の復刻保存に関わることを目標にし始めた今、もう徹底的に『徳高ラーメン=同窓会のレガシー』としてきちんと伝える段階に入った、それが今〜!なんじゃないかな。 あらためて、徳高ラーメン復刻プロジェクトをスタートした2010年に遡ると、まずは野球部の老朽化したバスの購入費の補助にするための「寄付金集め」だった。何か同窓生が積極的に寄付をしたくなる手段を模索していた時に岐山会報の取材で昔の食堂のおばさんに出会い、懐かしいラーメンを再現してもらった時に「これだ!」と瞬間閃いたのが『徳高ラーメン復刻プロジェクト』。このラーメンを自分たちで再現して同窓生に無料で振る舞い、学校への寄付のきっかけにするのが目標だった。正直、こんなに盛り上がるとは想定外だったけど、さまざまな年代の同窓生が自然と集まり、そして世代を超えて絆ができていった。ラーメンの調理を手伝う同窓生は今では毎年20人以上がレギュラーになり、年々増え続けている。その後、部活の活動費や現役生徒への支援等の目的で毎年大晦日にラーメンを開店し、10年目で寄付総額が100万円を超えた。 今年は、もっと盛大に宣伝しましょう!と同窓会のHPでも告知することになった。完全に市民権を得た徳高ラーメン。 日々の感想