No.622 必見の写真展 sanbuichi-koji, 2025年12月11日 周南市立中央図書館で開催中の、工藤先生の「消えゆく記憶を大判パネルでつなぐ 山口県の空襲を伝える写真展」の会期が明日までだった!ので滑り込みセーフで会場へ。 なんと工藤先生は約2週間の展示期間中ずっと会場におられて来場者の相手をされていたそうで、もう大変なご苦労です。工藤先生とじっくりお話をするのが初めてだったけど本当に「熱い!」方で、改めてアメリカの国立公文書館に保管されている当時のネガフィルムを探す大変さを聞かされて、さらに感動。今回クラウドファンディングで大判パネルを17枚を製作したものの展示だったけど、元データも超ビッグサイズのネガフィルムで、解像度は2億画素ということで約80年前のカメラなのにものすごい高精細。アメリカは、戦時中B-29にこの超高精細カメラを積んだ「偵察機」で高度30000〜32000フィート(約10,000m)の上空から頻繁に飛んで来ては、常に日本全国の軍事工場や市街地の様子を記録して戦略を立てていたそうな。当時の日本の戦闘機は高度1万メートルの高度まで飛んで来れないんだからそりゃあ写真も取り放題じゃろ。もう話が尽きなくて、さらに工藤先生は展示の仕方やパンフレットの作り方やホームページのことでデザインに詳しい人がいたら・・・ということだったので、「それは私でよかったら相談に乗りまっせ!」と意外な展開にも。 記念写真も撮らせていただきました。工藤先生を囲んで、右は会場でたまたま出会った周南文化協会の事務局長の掛川さん。今年は戦後80年の節目ということで、全国18箇所ぐらいで講演会をされて本当に大忙しの先生で、マジで弟子入りしたい!この写真展、パネルをもっと増やして美術博物館でやるレベルのイベントですよ、周南市しっかり支援してください! 日々の感想