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ぶいちの毎日
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No.570 授業初日

sanbuichi-koji, 2025年10月20日2025年10月20日

今月から始まる[ビジネスWedデザイン科]という求職者支援訓練の授業を担当する初日。
4ヶ月に渡る長丁場の初日の教壇で受講生の方を見た瞬間に「このクラスの授業楽しそう!」と直感。求職者の方が受講生の授業は専門学校(高卒で入学してくる生徒)の授業と違って、一旦社会に出ていろんな理由で退職し、「足りない何かを身につけたい」という明確な理由がある方が多いので、学ぶ姿勢が全然違う。なので教える側も熱が入るし、自分の経験で良かったら全て出し惜しみなく伝えたい。
ただ、[ビジネスWedデザイン科]に申し込むということは、『その道』に就きたい希望者がほとんどだと思う。ところがどっこい世の中そんなに甘くないのである(悲)。というか、WEBサイトに的を絞ることがもう時代遅れになりつつあると思うので…。
初日の今日は、「コンテンツ概論」という座学をする予定だったので、パソコンなんか封印して思いっきりアナログな方式で授業を進めて、その中で『人類が誕生してから今までの期間』という壮大なスケールで見た時に、ここ数年間のデジタルやネットやAIで大騒ぎしている現象って、もう限りなく一瞬、いや一瞬にもならないくらい小さい「点」ぐらいの瞬間の出来事なので、そんなことで世界が変わるはずはないし、できなくても知らなくても何も恥ずかしくないのですよ(三分一幸治の持論)というのを前提に本題に入った。
例えばWEBの最先端の技術や制作プロセスを学べる講座が[毎日決まった時間に集合して学校形式で講師の話を聞いたり一斉にパソコンの画面で練習する]なことは、そもそもこれ以上無いくらい思いっきりアナログな方式だと思うし、みんなが集まる教室で一緒に学ぶことで、「やる気を出す、やる気になる雰囲気を作る」ことは古くから学校が教育現場の基礎ということが人間のDNAに刷り込まれているのでそこに疑問を持つことが無いからでしょう。

幸い、教室の前面には端から端までのホワイトボードがあるので、とにかく「書く授業」に終始。せっかく書いたので写真に残しておこうと思ったけど前半は全部撮り忘れて、最後だけ記録。
画面左下の[が<で]という文字の意味は、コンテンツを制作する最先端のAIツールを使っても、絶対に『ソフト[が]創る』にならないように!『ソフト[で]創る』こと!
言い換えると、ソフトに全部依存したような、つくらされた制作物には価値が無く、そこに独自のアイデアや企画を盛り込んだ上で手段としてソフトを補助的に使用して創っていこうよ!ということが一番言いたいこと。

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