No.552 時が解決してくれた(ウオッチだけに) sanbuichi-koji, 2025年10月2日2025年10月2日 9月7日、大向で農作業後の昼食で野外バーベキューをしていた時に悲劇が起きた。装着しているアップルウオッチから「緊急事態アラーム」が鳴り出して、何度止めてもアラームを繰り返す。あまりにうるさいので、アップルウオッチを「強制終了」させて一時凌ぎ。原因もわからなくて気持ち悪かったけど一時的なものだろう、ととタカをくくっていた。だが自分のアップルウオッチはこれ以降二度と起動しなかった(泣)。自宅に帰ってから「あのアラームはなんだったのか?」調べると、どうも『コンパスバックトレース』のアラームで、道に迷った時などに足跡を辿れる機能のようだった。でも該当するような状況に陥っていないし、完全に誤作動だったと思う。問題はアップルウオッチが再起動しなくなったことで、手順通りの強制再起動をしても アップルマークのみが点いたり消えたりを繰り返す、通称「りんごループ」状態になること。アップルウオッチには物理的にボタンが2つしかなく、同時に長押しすることしか再起動させる手段がない。当然液晶画面は起動してないので全く反応しない。ネットで数ある解決方法を調べても、これを試して解決しなかったら速やかにアップルへ送って修理を依頼する必要があります、と書いてある。アップルへ修理を依頼すると、修理代が3万円なり〜と表示されて、新品が5万円ほどのアップルウオッチなので、絶妙な修理代(新品を買うか修理するか)ユーザーは悩むところ・・・ネットの情報では、ほとんどボタンによる強制再起動を試す以外に有効な解決方法が無かったが、『完全にアップルウオッチのバッテリーを放電させてから充電してみる』という、“最後の手段“的な方法があった。女房が数年前の誕生日にプレゼントしてくれた時計だったので、3万円で修理するのを半ば決めていたけど、最後にこれを試してみようと、約3週間アップルウオッチを放置、完全に放電するまで待った。そしてボタンを押してもアップルマークも点かず、うんともすんとも動かない完全放電になったので、充電器にセット。しばし待つ・・・・・・・・・・・・・・・・・そしてアップルマークが点滅し始めた。「またりんごループ状態か…」やっぱりダメか、と画面に触れてみると、『iPhoneを近づけてください』というメッセージが!!!!!!自分のiPhoneを近づけると、確かにアップルウオッチが起動してiPhoneとリンクし始めた!そして数分かかってアップルウオッチが完全復活した。完全放電からの完全復活、待てば海路の日和あり的な方法で治ってしまった。焦ってアップルに送っていたら3万円損するところだった。 4週間ぶりに左手にアップルウオッチが戻ってきた。結構ハードに使うので画面にキズ等も増えたけど、iPhoneとアップルウオッチは使い始めたら便利この上ない。ジョギングのペースメーカーをはじめとして、最近はインスタ自撮り用のカメラのリモートシャッター(左上のマーク)として大活躍。画面を自分の使いたいアプリの入り口に自由自在にアレンジできるので、↑この画面で7種類のアプリが触っただけで表示(カメラリモート/気温/バッテリーモニター/今日の日付/ボイスメモ/トレーニングモニター/消費カロリー等の表示)。機械なので、ちょっとくらいの故障なら「なんとかなるじゃろう」と思ってのんびり構えたのが幸いしたけど、世の中のアップルウオッチユーザーは多分大騒動してアップルに修理を依頼するんだろう。 結局、この故障したアップルウオッチは「完全放電」することで内部の何かがリセットされて治ったと思うので、「時間」が解決してくれたことになる。なんだか「時間」が解決してくれるって、人間関係にも似てるな。 日々の感想