No.544 ストレスの原因 sanbuichi-koji, 2025年9月24日 「セミナー」と「地域のまつりの会議」、両方ともストレスの溜まる時間だった。まず小郡で開催された「デジタルを活用した採用力アップセミナー 〜SNSや会社説明会で使えるCanvaの活用術編〜」。クライアントの採用担当者に「一緒に参加しませんか?」と言われて、だいたい内容は想像できたけど、どんな感じで進行するんだろう、と興味もあったので参加した。まず、「早い!早すぎる!」進行が。もう途中で聞くのをやめようかと思ったくらい、参加者置いてきぼり、「セミナーの講師はこんなにサクサク使うんですぅ〜」アピールをされても初心者には全く共感できないですよ。このCanvaというソフト、自分も一時期使って、なんでもできるソフトだとは思うけど、あまりにも便利すぎて、「こんなの使ってたらバカになるんじゃないか?」と思うようになった。そこそこのデザインのテンプレートも無数に選べて、写真やイラストの素材もなんの苦労も無く無数に湧いて出てくるし、PhotoshopやIllustrator要らずの画像補正やAIの機能まで搭載して、一見便利なように感じるけど、結局全部ソフトが創ってくれるだけで、これではデザイン力なんか身につくはずも無く、したがってこんな便利なソフトでSNSの素材や会社説明会の資料を作っても「ただテンプレートを使っただけ」の成果物で採用につながるわけ無いのである。折しも、今朝のテレビのニュースでは、今年は高校生の求人が4倍を超えた(大学生の求人を遥かに超えて)らしく、すなわち一人の高校生に対して4倍の数の求人があり、生半可な採用活動では絶対に採用は成功しない現実があるので、結局「 」で勝負しないとダメなのよ。 今後、同様の講義をする機会もあるので「逆の参考」になったことだけは収穫で、急ぎ周南へ。インドから一時帰国した後輩と束の間の交流をし、19時から大向で秋まつりの会議へ参加。2回目の会議もなかなかの難航で、結局イベントの企画の専門じゃないみなさんが「何の具体的な提案物」もなしに話し合うので、個人の意見のぶつけ合いに終始。秋に地域のお祭りをやるのは、根本は「地域の農産物の豊穣を祈念したり豊作のお祝いをする」のが基本中の基本なので、まずは地域で採れた農作物で接待をしたり販売をするのは当然で、1年に1回みんなが無理をしてでも参加して盛り上げるということを次世代に繋げていくことも地域の人の役目。今更「何のためにやるのか話し合った方が・・・・」なんて言ってる場合じゃないの。 日々の感想