No.505 YAMATOからのYUKIKAZE その2 sanbuichi-koji, 2025年8月16日 昨日のレイトショー『YUKIKAZE』は夜9時からの上映にも関わらず7割ぐらい席が埋まっていた。公開初日だから、まあ当然かも。20年前の『男たちの大和』と戦後80年の記念日に公開された『YUKIKAZE』、物語の目線は違うけど、両方の映画のメインのシーンは「沖縄特攻作戦」の描写だった。沈没した戦艦大和の乗組員を駆逐艦雪風が救助する、これは史実通りで、雪風は沈没しなかった「幸運艦」としても有名だった。こんなこと映画にならなかったら誰も知らない。 同じ「決戦の日」を描いた二つの映画を同じ日に観たからこその感想は、やっぱり『男たちの大和』の脚本の完成度が相当高かったこと。『YUKIKAZE』には戦後復興の象徴として1970年の大阪万博の映像がふんだんに使われていて、開催中の関西万博を意識してかもしれないが、ものすごく中途半端な感じがした。最後の最後に一瞬登場する有名女優も「ムダ遣い・・・」。何より、エンドロールにびっくり。「何このエンドロール・・・・?????」 なんだかモヤモヤした気持ちで帰宅したので、昨日は帰った後にもう一本映画を観て寝た。 日々の感想