No.504 YAMATOからのYUKIKAZE sanbuichi-koji, 2025年8月15日 今日から通常業務に戻ろうと思ったけど、そうだ、今日は8月15日だった。終戦記念日には必ず観ることにしている『男たちのYAMATO』を、もう何回観たかわからないくらいだけど、今日も真剣に観た。 今日は戦後80年という節目と同時に、この映画が公開されて20年目という節目でもある。やっぱり同じシーンで号泣した。いろんな意味で、この映画は戦争を知らない(年代ではなくて、戦争の内容も)世代の若者にも絶対に観てほしい。周南市は大津島に回天訓練基地があったり、海軍燃料廠に徳山女学校や徳山中学校の在学中の学生が学徒動員で関わっていたり、戦艦大和が沖縄出撃の最後に立ち寄った場所でもあり、戦争を知らない自分でも終戦記念日には特別な感情がある。戦艦大和は回天や神風特攻隊と同じように、最後の沖縄戦では『特攻兵器』として3300名以上の乗組員を乗せたまま、米軍が上陸していた沖縄本島に『船ごと突っ込む』ことを命令されていたことを知っている人はわずかだと思う。米軍には大和の行動は完全に把握されていたので、数百機の爆弾や魚雷を満載した航空機に待ち伏せされて、味方の航空機の護衛が一機も無い状態では勝ち目は一ミリも無い。この映画で伝えたかったことは、「生きて帰ることの意味」なので、戦闘シーン描写もすごいけど深い物語があるので自分の好きな映画では圧倒的に一番。 今日は、護衛艦を描いた『雪風』という映画も公開初日。YAMATOを観た後のYUKIKAZE、同じ日に観る感覚も自分の中では興味深いので、この後レイトショーに行ってみる予定。 日々の感想