No.446 就職フェアをするならもうちょっと真剣に sanbuichi-koji, 2025年6月18日2025年6月18日 山口グランドホテルで開催された「やまぐち企業合同就職フェア」に見学に行ってみた。主催が「山口県商工会議所連合会」なのか?ホームページを見ると、「山口県経営者協会」「山口県中小企業団体中央会」「山口経済同友会」「下関商工会議所」「宇部商工会議所」「徳山商工会議所」が連名になっている。正直、こんな形だけの就職支援イベントをやっても1ミリも学生のためにならないだろう。参加する企業が可哀想。このイベントを企画した人の頭の中は、おそらく昭和で止まっている。メディアだけは呼んでニュースとして流して欲しかったのだろう。県内のテレビ局が3社来ていたが、あまりにも学生が来ない(居ない)ので、カメラマンが学生に「ちょっとテレビ用にどこかに座って話している風景を撮らしてもらえませんか?」とお願いしていた。 企業側の椅子が3脚、学生の椅子が1ブースで6脚。約30分間会場の様子を見ていたけど、県内の参加企業40社のうち、学生が6名全部座っているブースは1社しか無かった。(IT系)10:00〜12:30までの制限時間で、半数以上の参加企業が一人の学生も座らなかったはず。企業の話を聞きに来た学生よりも圧倒的に企業側の人間の方が多いイベントにどう価値を見出すのか。どうやって学生が参加しやすいイベントにするか、とか、知らない企業を知ってもらうために順番で企業のPRタイムを作るとか、ちょっと考えたらいくらでもこのフェアを活性化するアイデアはあるはず。2時間半の間、参加料を払ってブースを出店して、誰も来ないのにじっと座っている企業の採用担当者の顔は見ていられなかった。スタートから30分で、この雰囲気に耐えられなくなって会場を後にした。 色々考えながら、「そうだ、久しぶりにソレーネ周南で昼飯でも食べて帰ろう!」 以前のような活気のないソレーネ周南で食事をして この研修交流室だけは未だに「もったいないスペース」としか思えない。 ソレーネ周南は大リニューアル計画が決まって、隣接するこの土地の買収も多分終わっているはず。敷地が今までの3倍くらいになる計画みたいだけど大丈夫かな? 日々の感想