No.685 選挙立会人の表も裏も④完結編 sanbuichi-koji, 2026年2月12日2026年2月12日 ↑投票所でこれをもらった人いますか?13時間立会人席でずぅ〜っと座って人間ウォッチングをしていると、投票率を上げるためのアイデアもどんどん湧いてくる。選挙って投票前に本人確認とかを「これでもか!」っていうくらいするくせに、投票した後はあまりにもそっけない…。例えば献血、あれは献血手帳で「人の役に立てた」という証が手元に残るから毎回必ず献血しようと思う人もいるはず。同じように1票で国の政治の役に立てるのだから、『投票手帳』のようなものがあっても全然不思議じゃない、いやあるべきだ。そして投票所でふと選挙管理委員の席を見ると、「投票済証が必要な方はお申し出ください」という紙が貼ってある。「これはなんですか?」と選管委員の人に聞くと、以前、投票済証を提示すると割引があるキャンペーン的なことをやった時期があったらしく、それ以来の名残らしい。その投票済証をもらってみると、超ダサいペラッペラの紙切れ・・・。これじゃあダメなんですよ〜。こんなもん誰が欲しがりますか!最近発見して集め始めた『ダムカード』や『発電所カード』の方が500倍クオリティが高くて持つ喜びが感じられる。13時間座っていたけど、この投票済証を申し出る人は一人もいなかった。もう「やっつけ仕事」を絵に描いたような紙切れでした。まあ、自分の中ではこの投票済証はいつも財布の中に入れてお酒の席の話題にするので貴重なネタとなりましたが…。18歳になって選挙権を持てたら、国から『投票証明手帖』みたいなものが郵送されて、中身はスタンプカードになっていて、選挙ごとに投票した後にはスタンプが押されるーーーそんな仕組みを作ったら少なくとも今よりは投票率は上がる絶対。しかも選挙ごとにスタンプも違うデザインだったりしたら集める楽しさも倍増。こんなことぐらい、他の膨大な選挙にかかる無駄金に比べたらなんでもないことなのに。投票所のレイアウトは、真ん中に投票箱があって選挙に関わる市の職員と立会人2名の9名の目で見られているのでそりゃあ緊張する。投票が終わったら「ご苦労様です」とこちらに向かってお辞儀をして帰る人もいるので、できるだけ笑顔で座っていることを心がけた。そこでアメちゃんの一つでもお土産に渡したらいいのに・・・とも本気で思った。題して『投票アメ!』小さな気配り心配りでも全然違うと思う。とにかく投票所の雰囲気が暗すぎるので、子どもと一緒に来れる投票所!とか託児所付きの投票所!とかあってもいい。毎回国政選挙になると、「選挙に行こうキャンペーン」的な施策にお金をかけて広告代理店にプロポーザルさせたりするけど、効果の検証もせずにお金だけかけて同じことの繰り返しをしている。もう投票率が高かろうが低かろうがどうでもいいんだろう。特に今回のように自民党が圧勝して単独過半数の議席を獲得してしまったら、ますます「選挙は今のままじゃいけない!」公職選挙法を改正しようとかいう声が上がることは皆無だろう。 今回、選挙立会人には13時間+投票箱施錠キーの移送業務分の幾らかの報酬があるみたいだけど、「こんな仕事でお金をもらっていいのか?」という気持ちと「じっとしているある意味地獄のような時間の対価はどれほどなのか?」という両方の気持ちがある。また明らかになったら書いてみよう! 日々の感想