No.535 山の管理は難しい sanbuichi-koji, 2025年9月15日 朝世界陸上のマラソンで、42.195km走って1位と2位が同着、数センチの写真判定っていうすごいレースを見て「俺も運動しよ!そうじゃ金峰山に登ろ!」妻には「お父さんには計画性が無い」と言われるが、計画して行動するまでの時間が短いだけの話で、10秒で計画して10分後には大向に向かって車を走らせていた。 大向で農業や地域の祭りにも関わらせてもらうので、まず地域を徹底的に知ることから始めるのが三分一流。市民センター(きんぽう館)に車を泊めてスタート。標高790mの金峰山(きんぽうざん)、あまり登山で人気の山では無いのか、登山道には人が通った形跡が薄く、蜘蛛の巣だらけ。ストックを持ってきてよかった〜。ストックを常に振り回して蜘蛛の巣を壊しながら(クモちゃんごめんね)慎重に登る。登山的には、緩斜面をだらだら登るので、距離も相当長い。想像以上にきつく、上りは1時間40分かかって頂上へ。 ち、頂上がこれかぁ〜い!草ボーボーやないかい。巨大な消防無線の反射板が3基そびえ立つ頂上は、身の丈ほどの草しか無い! 今までいろんな登山をしてきたけど、こんなに頂上らしくない山頂は初めてで、普通は「地域の山保存会」の方がある程度は管理(草刈り)等をすることが多いけど、大向地区は高齢化や人口減少が激しく、おそらく手が回らないのだろう。山頂がこれだから登山者に人気がないのか、あまり登山者がいないから管理をしないのか、どっちにしてもこれはいけん。 この反射板、どういう使い方をするんだろう?と気になった。 楽しみにしていた山頂でのおにぎりも、「立って食う」羽目に。 山頂の眺望も360度、草で何にも見えん!大向の秋祭りのビジュアルに、金峰山からの眺望の写真を使えないかな、と思ったけど、ほとんど見えなかった。下山は1時間、往復3時間ほどの金峰山登山は、何だか微妙だった。 日々の感想