No.448 徳山高専にて sanbuichi-koji, 2025年6月20日2025年6月20日 どうやったら地方の建設会社で人材が確保できるか?こんな難しい提案をしなければならないのだが、机で考えたりネットを調べても通り一遍の答えしか出ないので、そんな時は「現場に行く」のである。昔から親しくさせてもらっている徳山高専の土木建築工学科のN教授に「今から行ってもいいですか?」と半ば強引に研究室に押しかけて、まずは高専生の就職事情、就職を取り巻く環境のリサーチをさせてもらった。想像以上に建設業界は人材不足で、徳山高専にも全国のスーパーゼネコンを含む建設会社数十社から相当のオファーがあるらしい。しかも学生も地元への就職指向は皆無!若いうちはとにかく都会で働いてみたいらしい。ある程度は予想していたけど、地元の建設会社にはなかなか人材は残らないぞ…ということが分かっただけでも的外れな提案をせずに済むかもしれない。来週は周南公立大の就職事情や、学生がどうやって企業の情報を入手したりエントリーするのか、の調査のために塾生を呼んでいるので、遊びじゃなくて真面目な話をたっぷりと。 徳山高専のN教授の研究室を後にして、土木建築工学科の研究棟を歩いていると、壁にこんなことが! もう10年以上前にデザイン制作させていただいた徳山高専土木建築工学科のポスターや高専全体のPRポスター(右端)がまだ貼ってあった。当時は各中学校に配布して、徳山高専の土木建築工学科をPRして募集学生を増やす目的で創ったのだが、募集が激増したので結局4年連続でポスターをシリーズ化した。自分でももう忘れるくらい前の制作物だったけど今だにきちんと掲示していただいて、N教授にも「三分一さんに創っていただいたポスターなので今でも大切にしてます!」と言っていただいた。もう泣きそうでした。 日々の感想