滝行! sanbuichi-koji, 2024年10月27日 精神鍛錬と邪気払い、今後の様々な取り組みなどへの願掛けとして、山口市の龍蔵寺で『滝行」をしてきた。 龍蔵寺は山口市街地から少しだけしか離れていないが、独特の雰囲気のある真言宗の寺院で、パワースポット的な魅力を感じていたので何度か行ったことがあった。寺院の敷地内に結構な規模の滝があり、そこで事前に予約すれば滝行が受けられることでも有名なので、流れを変えるべく本日実行。 まず受付をすると、滝行用に白衣が貸与される。男性の場合、「ふんどし」は買い取りになる。滝行の宣誓書を書いた後、住職から真言宗についての簡単な説明があって、白衣に着替えて本堂で般若心経の礼拝を受ける。結構本格的な作法で心身ともに引き締まる感じ。 滝に打たれる時間は個人の自由で、側で住職が般若心経を唱えてくれて、本人は『あびらうんけん』という呪文のような言葉を唱えることを事前に教えられたので、唱えながら、願掛けを精一杯行った。滝の水量はそれほど多くなかったけど、結構深かったので足を滑らせて転けないように慎重に歩かなければいけなかった。約2分くらい滝に打たれた! せっかくなので頭から清めさせていただきました。多い日で、20人くらいが滝行をする日もあるらしい。今日対応していただいた住職は若いけどすごく丁寧に説明してくれて、滝行を終えてからも30分ほどいろいろ雑談をした。住職:「三分一さんは、ひょっとして宮島に関係されていないですか?」この住職は1年間、宮島の弥山の寺院で修行した期間があって、その時に三分一さんと毎月会っていたらしい。自分:「その三分一さんは広島で有名な建築家の三分一博志さんですね。私も宮島の弥山の頂上に上がった時に、展望台を設計したのが三分一博志さんだったので興味を持って彼のことを調べたんです。岩国出身の方なので、ひょっとしたら遠くの方で繋がってるかもしれないですね」などなど。そのほか、我が家は浄土真宗の門徒なので、同じ仏教でも作法が全然違って興味深かったので、「あびらうんけん」の呪文の意味や、真言宗で使われる梵字(ぼんじ)の話もすごく興味深かった。 住職が書いた梵字。インドのサンスクリットを表記する文字なのだけど、デザイン的にもすごく魅力的な文字なので、ちょっとまた好奇心のアンテナが動いてしまいました〜! ここ龍蔵寺は、水の修行もするけど、護摩供(ごまぎょう)すなわち「火の修行」もあるらしいので、また行ってみたい。 日々の感想