農家の厄介者 sanbuichi-koji, 2024年10月22日 朝、大向の同級生からまたホットライン! 「猪が箱ワナにかかったので見に来い!」先週アナグマを見に行ったばかりのワナに、今度は本来の目的の猪が入ったらしい。実は先週の土曜日には「熊がワナにかかった!」とホットラインがあったが、熊の場合は警察に連絡し、猟師を同行して警察立ち会いのもとで対処しなければいけないらしく、警察と猟師を呼んでいる間に檻を破壊して逃げたらしい。なんちゅう物騒な・・・ すぐに大向に向かうと、こういう状況で、市役所の農林課の獣害担当に連絡して待っているところだった。重量にして60〜70kgくらいのオス。 猪の害獣駆除対策期間(10月末まで)には箱ワナ等で捕獲して駆除すると補助金が交付され、駆除免許の資格者の証明写真を撮っている風景。担当の方も、もう日常茶飯事なのか淡々と事務的に事を進められておりました。市のサイトを調べてみると、猪だけで年間1,000等の駆除目標になっているので、山間部の農業被害は相当なものになるのだろう。そして、11月からは狩猟が解禁になってしまうと、箱ワナ等で捕獲しても補助金の対象にならないんだと。なんか変なシステム。 駆除すると、以前は両耳と尻尾を切り取って市に提出する義務があったらしいのだけど、現在は証明写真のみで良くなったらしい。 「6.10.22」6年10月22日に害獣として処分を証明されました、とスプレーで・・・。ちなみに、この個体は昨日ワナにかかった猪で、内臓を処理してあるので全く匂いもなく、この後色々まだ続きがあるのだけど、滅多に見れないモノに好奇心がMAXのワタシは最後まで現場で観察したり作業を手伝っておりました。(写真としては刺激的すぎて載せませんが)農業従事者には本当に厄介者扱いされる猪だけど、食材として好きな人にはたまらないらしく、自分も命を大切に頂こうと思います。 今日写真は少々刺激が強すぎたので、最後にこんなものを目の保養で 猪も出るけど、こんな立派な松茸も採れる大向、ネタの宝庫です。 日々の感想