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ぶいちの毎日
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No.202 農業も文化

sanbuichi-koji, 2024年10月17日2025年5月3日

「ハクビシンを捕獲したので見に来いよ!」という朝の友達からの電話。
大向まで行ってみたら「ハクビシンじゃなくてアナグマじゃった!」だって。

猪の捕獲用の檻にでっかいアナグマが入っていた。たまにゴルフ場で見るヤツだね。顔は可愛いけど農作物を荒らす厄介者。可哀想だけど駆除の対象・・・

せっかく大向に行ったので農業の話やビジネスの話など。大向に住んで現在農業をやっているNとは高校も一緒、予備校も一緒(昔、徳山高校内に補修科という予備校があった)、大学も一緒、大学のゴルフ部にも一緒に入部して4年間活動した。腐れ縁なのだが、来年は一緒に面白い事をやろうと思っている。
そして、今大向地区には、農業に関しては、ひとり若くしてすごく頑張っている若者がいるので、今日はアポ無しだったけど現場を見せてもらった。ほとんど農業視察状態。

彼が管理しているカンパニーの農場に行くと、まさにトラクターでさつまいも収穫作業中で、

このアタッチメントをトラクターにセットして、さつまいもが埋まっている畝の下を掘り起こすことで、さつまいもの収穫がやりやすくなるという

上の部分を引っ張るだけで簡単に傷つけずに収穫できる!人力でスコップで掘り起こすのとは全然違うね。ちょっと感動。

見渡す限りの白ネギ畑。3万本?って言ってたかな。

後ろ姿だけ紹介!ぶちうまいカンパニーの長廣修平君(右)。この広大な農地を、ほぼ一人で管理してる!

自慢のトマトハウス。

葉わさびもビニールハウス。このわさびは、チューブわさびの原材料になるらしい。

大向の地域の期待を一身に集めて頑張っているらしい。この他にも、玉ねぎ、米作も。本当に若いのに大したもんじゃ。

長廣君のご両親は別に農場を経営されていらっしゃるらしいので、ここは彼と数名のパートさんだけで運営されていて、農作物の種類も、年間で作業が集中しないような種類を選んでいるとのこと、なるほどね。
この農場の周りには、耕作放棄された田畑もかなり多く、元々山を切り開いて先人が耕作地にした時の「碑」も残っているくらい、多分農地としては難しい場所だと思う。
農業に従事することは本当に尊いことで、大地の恵み、太陽の恵み、自然の恵みを感じずにはいられない。やりっぱなしにすると、自然の恐ろしい力で全部無くなってしまう。ということ。
地域で行われる「祭り」も、もともと収穫の不安定さや自然の脅威を和らげ、農業や漁業の豊作や豊漁を神様に祈願するための儀式として祀る(まつる)ことが由来になっているので、人間にとって「食べる」ことは一番大事なこと。なのでそこに関わる職業は尊いのだ。

今日も最終的には「文化」の話に落ち着いた。

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