アンサー・ラーメン! sanbuichi-koji, 2024年10月16日 9月14日の徳高祭で、現役の徳山高校生が「先輩方が復活された徳高ラーメンを自分たちもやってみたいんです!」という想いで学校に交渉して苦労して実現した『新徳高ラーメン』。(新)をつけたのは、調理時間や保健所衛生指導上、スープや煮豚は既製品を使わざるを得なかったので、完璧な徳高ラーメンのレシピではなかったから。それでも当日は長蛇の列が並ぶほどの大成功を収めた。徳高ラーメン復刻プロジェクトの発起人としては、彼らの努力に感動したのと、その想いに「それじゃあ、本物の徳高ラーメンを食べさせなきゃ!」ということで、中間テストが終了した本日、学校の調理室を借りて、臨時食堂を再現した。 徳高祭でラーメン作りに関わった生徒のほかに、先生方にも食べてもらえるように、50人分の食材を準備。 2010年12月31日の大晦日の夜から始まった伝説の徳高ラーメン復刻プロジェクトの発起人のワタシ三分一(高33期)と、総料理長の善甫先輩(高21期)。チャーシューとスープは、善甫先輩が当時のレシピを完全に再現して前日から仕込んで持ち込み。もう一人、立ち上げメンバーがいたのだけど、先日55歳で急逝された、悔しい。 みんな、この日を待っていたらしい。笑顔、笑顔、笑顔だらけ。 高校生は食いっぷりがいいから、チャーシューも超超超メガ盛りのもやし増し増しのネギ超絶山盛り!大サービス。 麺は50人分しかなかったけど、チャーシューはたくさんあったので、「替え玉ならぬ、替えチャーシュー欲しい人はおいでよ〜」ってやったら集まる集まる。女子もすごい食欲で、若いって本当に素晴らしい。 チャーシューが、う、美しい! 生徒からも先生方からも「美味しかったです、ありがとうございました!」と何度も言われ、多分来年の徳高祭でも徳高ラーメンは次の代の生徒たちが引き継いでくれるはず。「食文化」っていう言葉があるように、昔のラーメンという素材だけで、時代や年代、先輩後輩の垣根を超えて絆ができて、未来へ伝えようという動きになっている。そんな文化を実感した1日だった。本物の『復刻した徳高ラーメン』も、コロナで4年ブランクになったけど、今年の大晦日は多分・・・乞うご期待。 日々の感想