選挙の闇 sanbuichi-koji, 2024年10月29日 選挙の話。 山口2区は岸信千世氏と平岡秀夫氏が最後の最後まで抜きつ抜かれつの開票速報で、開票率95%まで平岡氏がリードしていたけど最後に岸氏が当選した。結局山口県は3つの小選挙区で全て自民党が当選し、保守王国の面目躍如(皮肉たっぷり!)の結果になり、本当に山口県って全国から「どうしようもない」って思われてるはず。そして、あと一歩のところまで迫った平岡氏は、比例で復活して当選された。この比例復活の仕組みを知っている人がどれだけいるだろうか。岸氏104,885票、平岡氏103,161票。惜敗率は98.3%になるので、惜敗率が重要な比例区(政党へ投票する選挙)では、例えば小選挙区の結果で1位と2位の候補者が逆になっていても、両名が当選していたはず。あれだけ一喜一憂したのは何だったんだろう・・・。この仕組みを知っていたら、山口2区は最初から接戦がわかっていたので両方の候補者が負けないという、選挙なのに変な結果が予想できたはず。いや、やっぱり小選挙区で勝つのと負けるのでは全然違う!という人もいる。けど、小選挙区のみに立候補する場合は供託金が300万円なのに、比例区だけに立候補する場合は供託金が倍の600万円!選挙を知れば知るほど、日本って異常です。しかも、現役議員は当然選挙[期間中も議員報酬がある]ので、毎日バカみたいに高いお金をもらいながら選挙のために選挙カーに乗ってニコニコ自分を売り込むことができるのである。こんないい商売は絶対に無い。 国会議員は全員ボランティアにしましょう!ってやったら未来は明るいかもね。 日々の感想