行政の先をゆく公立大 sanbuichi-koji, 2024年5月8日2024年5月12日 今日、周南公立大学を訪ねて色々とお話を伺った。 先日の自分のブログにも、この大学を生かすも殺すも周南市の責任、ということを書いたが、その思いはますます強くなった。 そもそも、数少ない周南市の明るい話題のはずの「地元の私大が公立化して全く新しく生まれ変わろうとしている」という話題が全く市民の間に広がる気配が無い。それどころか、市議会で大学を応援しようとする施策の議案に反対する議員が多くて否決されたという記事は、なんだか周南市は大学をお荷物扱いするか?のようなイメージさえ漂ってくる。 そのお金は大学に、いや大学で学ぶ若者(ヒト)に対する「投資」でしょ。3億円の投資が30億円になって帰って来るようにするのが政治の役割じゃ無いのかな? しかも人口減少への対策を重点事項に掲げている周南市。周南公立大はいずれ2000名規模の大学になる予定で、現在も学生が住む住居の問題が解決していないということを今日聞いた。学校としては、ここに通う大学生が徳山駅前の中心市街地で住むようになるのが理想的で、若者が街に増えることは今周南市が中心市街地の整備で目標にしている方向と完全に一致する。 要するに、周南市の街の活性化のカギは周南公立大学が握っていると言っても過言ではない。 生まれ変わった大学の中では、学生たちが地域と連携する取り組みをしたり、地元企業と学生を繋ぐシステムを作ったりと、着々と地域に根ざす活動をしている。 しかもこの会社のキャッチフレーズは、「行政に頼らない活性化」!。 もうこのキャッチフレーズを見た時に完全に応援団になった。 日々の感想