美祢へ sanbuichi-koji, 2024年11月25日2024年11月25日 以前色々な制作物や企画を担当させていただいていたクライアントから、久しぶりにお声がかかり美祢へ。 少し早く着いたので秋吉台をドライブ! 美祢までの道中の高速道路、至る所で工事や点検作業をしていて走りにくく、「これだけたくさんの人や重機を動員して、しかも何日もかけて、そんなに予算があるなら違うところに回せばいいのに!」というのが直感だったが、実はこの時の感想が今日の打ち合わせで活きてくる。久しぶりのクライアントの社長との歓談は、まず「三分一さん選挙の話聞かせてくださいよ〜」だった(笑)。まだまだ選挙のネタは、自分をよく知っている方にとっては申し分無いインパクトで、「最初は冗談かと思いましたよ」だって。そして今日の本題は、会社のリクルート活動に力を入れているが、若い学生が集まらない、自分たちが作ったプレゼン資料ではインパクトと訴求力がないので、合同の就職説明会等の会場で学生の興味を惹かない。ということでの相談だった。会社のウェブサイトも素晴らしいクオリティで創られていて、痒い所に手が届く、という内容なのだけど、違う「目(学生の立場)」で見ると、違うんだろうなぁと思った。自分も現在大学生たちと付き合う機会が多くて生の声を聞くことも多いけど、びっくりするくらい価値観が違う部分があったりする。「農業がやりたい」とか、まさか考えているとは思わないもんね…。会社のパンフレットのほかに、リクルート用のパンフレットも別に作ってあり、よくありがちな「スタッフの声」も部門別に掲載されている。でもなかなか学生の興味を惹かないらしい。あらためて会社の業務内容のページを見ていて、「そこだけ」群を抜いて自分の目には『光っている』ページがあって、それが「高速道路事業部』だった。※パンフレットより転載→山口県は全国有数の道路舗装率を誇り、特に高速道路は流通やビジネス、観光レジャー産業の活性化に不可欠なインフラですが、道路は消耗の激しい資産であり、近年、中国道はじめ経年による道路構造の老朽化、そして自然回帰が急速に進み、安心安全の確保はもとより、公共財としての道路ストックの維持・保全、延命化に向けて保守保全の役割は益々重要となっております。〜続く 高速道路って、定期的にメンテナンスをしないと「危ない」インフラらしく、昔はコンクリートに海の砂とかも混ぜてあって、ほったらかしにしていたら崩れて本当にヤバいらしいのだった。高速道路のメンテナンスには、植栽作業/雪氷対策作業/補修工事/交通事故復旧工事等があり、そのほか道路を舗装する部門もあり、それを一手に引き受けているのがこの会社。自分には高速道路を舞台にした「レンジャー戦隊」に見えてきて、『道を造り、道を直す。』というキャッチフレーズを即興で思いついた。この高速道路事業部は、色々な事業部の中のひとつ、という位置付けでパンフレットが作られているのだが、結局 “あれもこれも” になっていると伝わりにくい。しかもこの高速道路に関するメンテナンスは今後さらに増え続けるらしいので、仕事はなんぼでもあるという。こういう裏事情は全く知らなかったので、またここで自分の好奇心に火がついて、「全国屈指の道路舗装率を誇る山口県」の『道路に関わる し・ご・と』が面白くない訳が無い!という視点で何か提案ができると思う。 また面白いことに出会った日。 日々の感想