無人駅研究家 sanbuichi-koji, 2024年5月11日2024年5月12日 無人駅研究家。この分野のスペシャリティーになりたい。 山口県内の鉄道の駅は、9割以上無人駅化している。全国的にも同じような割合でJRの駅は無人駅になっているが、もう鋭いヒトはそこに目をつけている。私も5〜6年前から無人駅は地域の活性化の重要な資源になると確信している。 山口県内のJRの駅は全てクルマで訪れて資料に残している。 下関から北に走る山陰本線〜島根県の県境の江崎駅までの海沿いの無人駅、それから厚狭から長門仙崎駅までの美祢線が圧倒的に面白い。 今は無人駅化しているが、元々駅には人が住んでいたところもあるので建屋が残っている。 無人駅ごとに特徴をまとめたら、イコール山口県の魅力になる程面白い資料になる。これを利活用するアイデアも無限に湧いてくる。 今私は、周南市の廃校舎の利活用を本格的に研究して地域おこしを提案しようとしているが、その対象となる資源も、この無人駅と同じように、地域に残された『地域に無くてはならない休んだ資源』なのだ。地域は、元々駅や学校を中心に人が集まり、栄えたのだから、その場所は当然地域にとって最も利便性の良いロケーション。 まちのインフラが時代と共に老朽化するのは絶対に避けて通れないので、全く新しくすることが財政的 に困難な以上、「RI」をつける動きしか可能性が無いし、そこには新しい発想やアイデアが絶対に必要になる。 「リ・デザイン」「リ・ノベーション」「リ・活用」 無人駅に関しては、全部元の素材が違うので宝の山にしか見えない。 角島大橋に近い「阿川駅」には、クラウドファンディングで何も無い駅の敷地に総ガラス張りのおしゃれなレストランができている。(今まで4回ここに来たが、いずれもCLOSEだった…。週末しか営業してないのかも) 三分一幸治について