歩道橋の塗り替えを見るたびに思い出す sanbuichi-koji, 2024年4月20日2024年5月12日 今、徳山小学校前の歩道橋の塗り替え作業が行われている。 この状況を見るたびに思い出す。 2011年の11月ごろ、周南市中心市街地活性化協議会の主催だったと思うが、周南市のパークタウン構想に準じた企画を考える「みんなの周南ワークショップ」という市民有志参加のワークショップが開かれて、もちろん自分も参加した。5回のワークショップで4つのチームに分かれて企画した案をプレゼンし、最終日に投票するというもの。 「徳山動物園を核にした街づくり」は周南市には絶対に不可欠だと昔から考えているので、自分のチームは『ずっとZOO〜まちを動物園で埋め尽くせ!モニュメント設置プロジェクト』というタイトルで徳山駅から動物園までのエリアの活性化のストーリーを創った。まちを「動物を探しながら歩く」ことで動物園を身近に感じ、さらに本物の動物を見に行くことでエリアの一体感も創出する企画。 徳山駅から動物園まで歩かせる道中に歩道橋があり、当時このデザインをプレゼンした。 キリンの歩道橋。 実現可能か否かはさておいて、こんな遊び心がある歩道橋は街のシンボルになるはずなので、この「みんなの周南ワークショップ」のチーム対抗プレゼンの結果は我がチームが優勝し、この歩道橋も是非本当に実現させましょう!と相当盛り上がった。 そしてプレゼンの結果を市長に挙げて次の段階へ、という流れのはずだったと記憶しているが、最終的に何も進展しなかった。当時も歩道橋の塗り替えを控えた時期だったのに、何事もなかったように普通のグレーの色に塗り替えられた。 実際にこんなインパクトのある歩道橋は全国でも例を見ないので、賛否両論あって不思議はないが、議論の土俵にも上げてもらえないことが非常に残念で、こういうことをやろうと思ったら政治力が必要なのか? 日々の感想 過去を振り返って