この書籍の価値は計り知れない sanbuichi-koji, 2025年2月16日 先日の工藤洋三先生の文化講演会の会場で購入した先生の著書:アメリカが記録した山口県の空襲。210ページのボリュームの中にアメリカ軍の偵察写真と工藤先生の解説が本当にすごい。見応え、読み応えという点でもまだ全部読み切れていないほどの内容。もちろん徳山空襲の内容もアメリカ側から詳細に解説してある。 ↑記録集の43ページを転載B29の空襲だけでなく、アメリカは当時の日本の象徴でもあった「戦艦大和」を沈めるために常に偵察機を飛ばして監視をしていたことが記されていた。最後の停泊地の徳山沖でもしっかり写真を撮られていて、大和が沖縄攻撃に向かう途中で沈没させられたのも、アメリカ軍は知って待ち伏せをしていた事実。情報戦でも日本とアメリカでは天と地ほどの技術と装備の差があったので、戦争は負けるべくして負けたのに、なんで当時の日本は戦争を続けたのだろう…。 日々の感想