大人になった娘 wizzplanning, 2009年4月14日 高3の娘から進路の相談が。 両親の前で涙を流しながら必死に自分の将来の目標を語る娘を見て、「こいつも成長したな~」と思った。自分と同じ進学校に通い、同じように父親が高校生だった頃の成績よりは確実に良いので、自分の子にしてはよく頑張っていると思っていた。 進路については、父親としても意外な方向だったが、ずっと前から興味を持っている事は知っていた。両親の期待感や、まわりの友達の進路や先輩の情報、学校の先生や塾の先生の勧め、いろんな事を考えて相当悩んだんだろうという事は想像できる。 「好きな事を仕事にしたい」 そう決意させたのは、父親の働く姿を見て…ということも言うので、少なからず娘に影響を与えたのかな。一応父親らしい言葉としては、「好きな事を仕事にするっていうのはそんなに簡単なことじゃないぞ。好きなことやって成功する方が少ないし、逆に好きな事だからこそ苦しい事の方が多いんだぞ」とは言ってみたものの、「好き」以上に頑張れる要素は絶対にない。 それともうひとつ、人間として一番大切な事を娘はどこから学んだのかはわからないが、知っていた。何となく考え方が自分とよく似ているので、自分を見ているようで切なくなるのだ。 まあ、自分に似たのだから、この先貧乏くじもたくさん引くだろう。たいしてお金儲けもできないだろう。が、一度きりの人生、人生を楽しむすべは知っていると見た。 ま、こいつは将来成功してもしなくても、後悔はしないだろう。 考えてみたら今日は娘の18歳の誕生日だった。おめでとう。 未分類