2次元から3次元へ wizzplanning, 2008年2月2日2024年3月31日 2次元から3次元へ。 多分普通のグラフィックデザイナーだったら、創るキャラクターは平面上、つまり2次元止まりだろう。そこから先を仕事にするかしないかは、「出来ない」という先入観を捨てる事からはじまる。 今まで独学でスタイロフォームで立体を創ってきたが、今後はワンランクレベルアップした立体造形が出来そうだという確信をした。多分、今後はしょっちゅうお世話になるだろう造形制作会社に昼からず~っとお邪魔して、今後の可能性を模索した。 今回創るのは兵庫県の畳屋さんのキャラクターの立体化。3次元で創る事も視野に入れて最初はデザインしたのだが、まず発泡スチロールのブロックから正面/側面のアウトラインをカットするためのデータ作りに相当苦労する。 正面はそのままだが、側面からこのキャラクターを見るとどうなる?これは完全に想像力を働かせないと描けない。 しかも正面の顔も微妙に左右対称でなく、さらにこのキャラクター、孫悟空みたいに畳に乗っているので微妙に傾いている。 今まではスタイロフォームをヒートカッターで「手」で削り出していたのだが、今回は発泡スチロールをコンピュータでカットする。 正面/側面/上面の3方向の図面が入力できれば相当イメージに近い立体になるのだが、何しろ切ってみないとどんな形が出てくるのかわからな~い。あとはひたすら「角」を取ってサンドペーパーで面を平滑にしていく作業。 そして全体にウレタンを吹き付けて表面にウレタンの膜を形成する。この作業、今日も見学させてもらったが、吹き付けた瞬間に塗料が固まっている、すごい発見。 これを応用すれば、デザインの仕事も2次元から3次元に広がり、相当楽しい事が出来そうなのだ。 未分類