オーディオとクルマの関係 wizzplanning, 2005年6月13日2024年3月29日 団塊の世代から、オーディオが全国的なブームになっている。 世間では、大画面テレビやホームシアターばかり流行っているような扱いだが、実は高級オーディオはとてつもなく奥が深い。 オーディオ専門店のジョイフルの広告宣伝を現在まで9年間やらせていただいて、私も相当オーディオに詳しくなった。 オーディオは、車に似ている。 ただ走るだけなら軽自動車でも事足りるのに、絶対にベンツじゃないとダメとか、BMWしか乗らないとか、イタリア車しか乗らないとか…。 こういう車に乗る人は金に糸目は付けない。 全く同じ事が高級オーディオの世界に当てはまる。 さらに面白いことに、超高級オーディオ、たとえば何百万円もするスピーカーは、造ったばかりの時はろくな音が出ないらしい。 何時間もかけてエージング(車の慣らし運転みたいなモノ)をして鍛えると、だんだん素晴らしい音が出るようになるらしい。 高級アンプやプレーヤーの類も、電源を入れて何時間もランニングという慣らし運転をしないと、全然音が安定しないらしい。 逆に、スイッチを入れた瞬間にいい音が鳴るコンポは、玄人から見ると信用できないらしい。時間が経つと音が劣化する可能性の方を心配するとのこと。 まさに車を慣らしていく作業に似ていて、高級オーディオが中古市場でも人気があるのは、このへんに理由があると見た。 5.1chのホームシアターセットが車で言うとミニバンなら、ピュア・オーディオはベンツCクラス、BMW7シリーズ、セルシオのクラスか。 車にこだわる人種が存在する限り、オーディオにも徹底的にこだわる人種が絶対にいなくならないはず。 未分類