たかがチラシ、されどチラシ wizzplanning, 2007年10月1日2024年3月31日 悔しい!超悔しい!今月発売される新型車の発表会イベントのB3サイズの折込みチラシのデザインコンペで負けてしまった。 競合相手は市内の広告代理店3社。 前回、はじめてチラシのデザインコンペに入れてもらっていきなり採用されてしまったので、多分他の3社は目の色を変えているだろうということは容易に想像できた。売り上げ的にも広告代理店的には相当「おいしい」金額になるのだから。 もっとも自分としては、折込みチラシに30万枚もお金をかけるくらいなら他にいくらでも面白い企画を提案できるのに、と思っているのでチラシがメインの広告戦略にはどうしても違和感がある。 特に今回は新型車で、発表前の写真を見た瞬間に「このクルマは絶対売れる、ただし若者限定。」こんなことは滅多に無い。前回、チラシを制作した時も別の新型車だったが、「これは絶対売れない」と思っていた。(予想通り売れていない…) それだけに、今回は非常にやりたかったので悔しい! ただしこのクルマ、イメージ戦略を誤ると大失敗する可能性も秘めている。メーカーのセールスマニュアルを見ると、「万人向け」にPRしている。これだからこのメーカーは若者にウケが悪い。 いろんな年齢層にまんべんなく売ろうとして、結局誰にも売れなかった…ということにもなりかねない。そう思うのは、このクルマの名前からして売れなければいけない宿命を背負っているから。 これ、名前が違ったら絶対若者が飛びつくのに! 今回のチラシに関しては、最初は「若者だけ」に向けてあっと驚くようなデザインにしようと考えていたが、メーカーが幅広い層にターゲットを置いている事実、それに、所詮新聞折込みなのだから若者が見るわけないし…などと考えすぎて結局「万人にも」受けそうなデザインで提案した。 ちくしょう!こんなことなら、思いっきり無茶やっとけばよかった。 まだメーカーの広告戦略が全く分からないので発表の時が楽しみだが、この「これ以上無いほどの素材」をどうPRするのか、興味深くもあるが、頼むから(まともな)面白いものを創ってくれよ!という願望の方が強い。 未分類