ロゴマークの提案。1時間待って5分。

新規開業される眼科のロゴマーク／サイン関係の仕事をさせて頂く事になり、2週間前に打ち合わせをし、第1回目のプレゼンテーションを行った。

約束の時間に伺うと、建築関係の打ち合わせが長引いていて、約1時間待つ事に。半分くらい寝て待つ。 そしてロゴマークの案を提示した。いろんなパターンを9点ほど。

先生の奥さんの提案で、先生と奥さんでそれぞれいいと思うものを3つほどチェックしてもらう事に。 それは全く意外な結果で、自分が絶対に推したいロゴマーク以外の、言い方は悪いがどうでもいいと思って数合わせのために制作したものを選ばれた。

ここからがデザイナーの腕の見せ所。 結局ロゴマークを創るコンセプトをきちんと説明して、一番決めてほしいロゴマークの良さをプレゼンすると、ご夫婦そろって納得された。 この間5分。

結局デザイナーは、この5分のために、創りたいA案、クライアントに選択肢を与えるためのB案C案その他のボツになる数限りない捨て案を時間をかけて創るのである。