セミナーの講師 wizzplanning, 2007年3月1日2024年3月31日 や、やっと終わった。 山口県産業技術センターでの「特産品デザインセミナー」の講師の依頼を受けていて、今日がその日だったのだ。定員以上の申し込みがあり、約40の企業から50名の参加があるという。 本当に昨日まで何の準備もしていなくて、(時間が無くてできなかった)焦っていた。 この講習は有料なので、お金を払って聞きにきた人におかしな講義は出来ない。よほどプレッシャーがかかっていたのだろう。一昨日にはものすごい夢を見た。 (夢の中で)セミナーの当日、講義直前の休憩時間になぜか産業技術センターの屋上に上がったところ、宇部空港に着陸寸前の旅客機が急上昇、その瞬間突風に煽られて失速し、旅客機が街の中に墜落し大爆発!目の前で旅客機が墜落して木っ端微塵になったものだからもうセミナーどころではなくなった…最近こんなにはっきり夢を覚えていることはなかった。よほど自分にとってはこのセミナーの講師がプレッシャーだったのだろう。 それでも昨日は丸一日をかけて講義内容を組み立て、頼まれもしないのに参加企業のホームページを全部調べてスタッフの萩原と二人で内容をチェックし、ホームページに関する講評を記したものを準備した。そして萩原相手に約1時間の講義をリハーサルした。 今回のセミナーのタイトルは特産品デザインセミナーだが、自分の講習のテーマは、 「売りたい商品」と「売れる商品」。 一方的にしゃべる感じになる講義は好きではないが、今回は講師なのでしょうがない。自分がセミナーを受ける時のことを考えると、やたら配る資料が多くてパワーポイントで見せることをそのまましゃべるという、全く意味のない講義だけはしたくなかったので、配る資料は一切無し、自分の経験からのノウハウと実際に携わった事例を、自分の言葉でしゃべる。やるからには真剣にしゃべるので聞く方も真剣に聞いて欲しい。 昨夜、萩原相手にリハーサルをやった時には、「こんなんじゃダメだ。言葉を飾らずにしゃべらないと全く面白くない。一方的にしゃべるって難しい…」と弱気になっていた。リハーサルとプロジェクターで見せる資料の準備で夜12時近くになって、最後は「何とかなるさ!」と開き直った。 そしてセミナー当日。自分でも伝えたいことが100%表現出来た。1時間の中での話の組み立てが異常にスムーズだった。今までは自分でパソコンを操作しながらしゃべることが多かったので注意力が散漫になったが、今日は萩原を同行させて、見せる映像やサイトの順番を十分打ち合わせをして操作を任せていたのでしゃべることだけに専念出来た。 参加企業のサイトを全部チェックして講評を準備していたことはほとんどムダになったが、事前にかなり情報を仕入れていたことも良かったのかもしれない。 講義後、数社の方からデザイン相談を受け、これが仕事に繋がるか否かは全く分からないが、何とかセミナーの講師の任務を終えた安堵感でいっぱいなのだった。これがボランティアだから悲しいのよね~。デザインの啓蒙活動だからデザイン協会の会長の任期が残っている間は当然の職務なのである。 本当は今日はもう仕事をしたくなかったが、中学校のPTAの広報紙(これもボランティア!)も入稿まで時間が無いのでしょうがない。 そして明日はいよいよ1ヶ月かかって制作した新規サイトの最終調整で、クライアントの重役にプレゼンテーションするために朝10時に伺うことになっている。こんな時、先方にびっくりさせるためにプロジェクターからスクリーンから全部持ち込んで大画面で「魅せる」ことにしている。 未分類