飲みたい日 wizzplanning, 2007年1月30日2024年3月31日 今スタッフの萩原と、行きつけのお好み焼き屋で祝杯をあげてきた。 もう萩原も今年成人式を迎えたので堂々と酒を勧められる。二十歳にしてビールを飲むのが初めてという、今時珍しいワカモノだ。 飲まずにはおれなかった理由は、今日の昼からのプレゼンで、自分の昔在籍していた会社のサイト制作の仕事を受注出来たから。 10年前に円満退社したときから、いつかこの日が来ることを夢見ていたが、今まで自分から営業することはためらっていた。お情けではなく、正々堂々とプレゼンの内容で勝負したかった。実際に他社からも提案が出ていたが、純粋に内容で評価して頂いた。 企業のサイトを制作するということは、自分にとっては特別な意味がある。サイトが存在する以上は、更新を含めて徹底的に面倒を見るということなので、どこまでも一緒ですよ、という関係だと認識している。脱サラをして10年、デザインの世界に身を置いてさまざまな修羅場をくぐってきたが、また昔の仲間達と仕事ができる嬉しさを、今日はとことん噛み締めたい。 1月末の時点で、2月の新規サイト制作が2件決まったという、これ以上無いスタートダッシュ。もう泣きそうなくらい嬉しいのだ。 今日の出来事と言えば午前中は、中学校の広報紙の表彰式で広報部のお母さん二人と山口県教育会館へ。わが周陽中は県知事賞という、山口県ではNo.1の賞を頂いた。表彰式の後半は、審査委員長による講評だったが、周陽中の広報紙は、これ以上無いくらいの高い評価で、プロが創ったと認識はされていたが、レイアウトや図表の見せ方、企画構成、ビジュアルの展開の仕方が、広報紙としてのある意味完全な到達点などなど、聞いている方が恥ずかしくなるくらい誉めて頂いたが、そりゃプロが創ったんだから当然だよな…ちょっと大人げなかったか、と思ったりした。 今日の出来事ではないが、非常に面白いことがあった。 自分の自宅では家族用としてウインドウズのパソコンを使っている。2年前に購入したこのパソコンは、テレビパソコンと呼ばれるタイプで、22インチの大型TVモニターとパソコンが一体型となっているものすごく大型のパソコンだが、数ヶ月前に、CD/DVDが認識しなくなった。自分はほとんど使わないので、当分放ったらかしにしていたが、女房がメーカーに問い合わせをしてみると出張費だけで25,000円かかるという。地元の電器店に相談しても、メーカーに送ってみないと分からないという。 そこでとうとう自分が重い腰を上げ、一昨日の日曜日に修理してみることにした。今やDVDドライブなんて数千円で売っているので、早い話交換すれば済むだろうと思っていた。ただしモニター一体型なので、全部バラバラに分解するのが大事で、相当の覚悟が無ければ出来ない作業だった。そしてY電機で内蔵DVDドライブを買ってきて取り替えた。 これで直っただろ…と思いきや全くDVDドライブを認識せず、症状が治らない。ちょっと闘争心に火がついて、もうこうなったら内蔵は諦めて外付けドライブでやっちゃる~と、また電機屋に走り外付けDVDドライブを買いに行く。USB接続でトライする…な、なんと、これでもダメ。この時初めて、機械的は故障でなくシステムに不具合が起きている…と認識した。ウインドウズには全くの素人なので、こりゃワシの手に負えないかも、と思ったが、ここで引き下がるわけにはいかない。この時点でほぼ丸一日が経過しようとしていた。 メーカーサポートダイヤルに電話してみる。オペレーターのお姉ちゃんは、杓子定規に対応して、リカバリーCDから起動出来ないかやってみて下さい、と的外れな事を言う。CDドライブを認識しないんだから、リカバリーCDも読む訳無いじゃない! 結局電話のやり取りでは何の解決もせず、日曜日に丸一日費やした作業は無駄に終わり、無惨な敗北感だけが残った。もうこうなったらどこまでも自力でやってやる、と気を取り直し、次の日にネットで徹底的に症状の解決策を探す。 結論から言うと、この症状の解決策をネットで探し当て、上級者編とも言うべき処置をしてパソコンが復旧したのである。この時は「オレって凄いかも…」と独りで感激したと同時に、こんなことでメーカーから出張サービスを何万円も払って呼んでいたかもしれない、と思うと、メーカーの態度に猛烈に腹が立った。 結局は、「検索力」が全てなのである。パソコンを使う者は、ある程度自己責任で少々のことは勉強し対処能力を養っていかないと、機械に使われるだけで終わってしまう…。 今回のウインドウズのトラブルで、結局DVDドライブを2台(合計13000円くらい)買ったのがムダになってしまったが、それ以上にトラブルに対処する自信がついたし、修理に出してとんでもない修理代を払わずに済んだ。 今日の日記は全く支離滅裂ぎみだ。 未分類