封切り3日前 wizzplanning, 2006年9月13日2024年3月31日 地元の放送局でキャスターをしている同級生が勧めてくれたので、映画「出口のない海」の前売り券を購入した。 山口出身の佐々部清監督、人間魚雷回天、地元でのロケと、話題の多い映画なので見ようと思っていた。「男達のYAMATO」とはまた違った切り口の映画らしい。 封切りはいつからか調べようとして映画のホームページ(http://www.deguchi-movie.jp/)を見ていたら、途中でもう泣きそうになってしまった。 ここ周南市の大津島には戦争中、回天の訓練基地があった。今は立派な回天記念館が出来ているが、当時この人間魚雷に乗った少年達(本当に16、7の少年)が家族に宛てた手紙などが展示してある。本当に達筆な手紙なのだが、これは涙無くしては見れない。人間一人の命には代えようが無いが、当時の状況を考えると、一撃必殺で体当たりをしてでも敵の軍艦を撃沈しなければならないのだから、回天に乗り、冷静に操縦できる技術と精神力を持っていた若者は相当優秀なエリートと見た。彼らの才能が別の分野で活かされていたら、日本の未来は違っていたかもしれない。つくづく武力でしか決着をつけられない戦争の愚かさだけが残る。 YAMATOも子供達に見せたいが、この映画も子供達に見てほしい。 ただ、「回天」に過敏に反応する人達、あれはどうしてだろう…。 未分類