これこそブランド戦略 wizzplanning, 2006年6月7日2024年3月30日 京都で見たブランドデザインの事例。 京都の清水寺でお土産を買う時に友人が、あぶらとり紙が有名だから買って帰ったらいいよ、と言うので店に入ったら、身動きができないほどの人だかり。ほとんどの女性が「あぶらとり紙」をどっさり買っていく。 一度見たら忘れられない、何とも言えない京都らしいデザイン。「よーじや」というブランドは、今や京都に来たら買わない人は無いのではなかろうか。ウチの娘も先日修学旅行で同じマークのモノを買って帰っていた。 そして街の中や飲み屋の中でも、その印象的なマーク入りのお土産袋は、ほとんどの人が持っていた。これは、商品の品質もさることながら、デザインの力も大きいと見た。パッケージや包装紙に展開されるブランドマークの入り方が絶妙なのだ。これは大変参考になった。 元来、ヒットする商品やブランドのロゴマークというのは最初から完璧なデザインでない方がいい、というのが自分の持論で、批評したり文句の付けようが無いデザインは逆に言えば面白みが無く、印象にも残らない。見る人によって、何かひっかかる「something」があるほど2度目に見た時の感じも違う。そうやってシンボルマークは成長していく、育てていくものでなければならない。 まさに「よーじや」のマークは、見れば見るほど違った見え方をする、不思議なマークだ。 下のマークはホームページからダウンロードさせていただきました。 未分類