市章を捨てた周南市。 wizzplanning, 2017年6月15日2024年4月9日 昨日、山口県デザイン協会として周南市役所を訪問し、市長と市議会議長に挨拶に伺った。 市役所内には「しゅうニャン市」のポスターが至る所に貼ってある。 以前からこのポスターには違和感を感じていたが、これだけたくさんのバリエーションのポスターを見て確信した。 今回の「しゅうニャン市」プロモーションポスターには周南市の市章がどこにも入っていない。 市章といえば市のシンボルマーク。文字通り市を表わすシンボルなのだけど、その一番重要な市章が一切影も形もない。 それどころか、市のサイトからも市章が消えた! おそらく市のサイトのトップページに市章が表示されていない自治体は全国何処を探しても無いはず。市章の代わりに、バランスのおかしい「周南市」というロゴタイプにいつの間にか置き換わっている。 周南市はいったい何をしているのだろう。 言葉遊びの延長の様な突発的な企画のために、最も大事にしないといけない市章を蔑ろにするなんて。なんで市役所内で誰も「おかしい!」と言わないの? まともな人はいないの? おそらく市章を隠す事は確信犯的にやっているのだと思うが、面白い提案やインパクトのある提案のベースにあるものは、変えちゃいけない事をしっかり押さえるからできること。 もう何でもアリ、100歩譲って企業の戦略だったら有りかもしれないが、自治体でやってはいけないはず。 未分類