新年も介護でスタート! wizzplanning, 2016年1月11日2024年4月9日 我が家では「親も介護、犬も介護」をスローガン(笑)に2016年も静かにスタートした! と思ったら、1月7日に急に犬の様子が急変。 2002年4月24日生まれなので13歳と9ヶ月、人間の年齢に換算したら80歳は超えているので、もう目は白内障で完全に見えていないし、腹には結構大きめの脂肪のカタマリが出来ている。(脂肪のカタマリは老犬には出来るものらしいので特に気にしていない)ミニチュアダックスのはずだけど体重は9kg近くある重量級。 最近はやたらと水を飲むので、おしっこの量も大量、しかもダックスフントは胴長なのでトイレシートに体が収まりきらずにシートの外にしてしまうこともしょっちゅう。自宅のフロアには犬のおしっこ対策でタイルカーペットを全面敷いている(おしっこをしたら部分的に取り外して洗えるように)のだが、犬は容赦なくタイルカーペットの「つなぎ目」にも大量のおしっこをしてしまうので結局フローリングまで汚れて毎回大変なことになる。 最近はあまりにも床を汚すことが多いので寝る時には「犬用のオムツ」を付けたりすることもあったが、人間でもそうであるように、オムツにはなかなか出来ない。そしてオムツを外した隙に絨毯にビヤァ~っとやってしまうのである。 年も明けた5日の朝、自分が起きてリビングに降りた瞬間に目の前でタイルカーペットを敷いていないフローリングにおしっこを大量にやらかしたので、ちょっと感情的になってしまって尻を引っ叩いて強く怒ってしまった。 タイミング的には、その事件をきっかけに犬の様子が激変した。 ほとんど動けなくなってご飯も一切食べない。体が踏ん張れずに「ぐた~」っと崩れ落ちるようになってしまう。どこか脱臼したのか?と思うほど生気が無い。考えたら80歳を超えている体なので、もう歩けなくなってもおかしくないけど、自分が怒ったことをきっかけに、一気に老化が進んだような気がして、これでもしこのまま死んでしまったら自分はなんて事をしてしまったんだろう…と。 しばらく様子を見ていたが、ふと胸の辺りを触ってみると、脂肪のカタマリが異常に大きく(みかんぐらい)なっていて、しかも赤黒い!これはヤバいと直感してすぐ動物病院に連れて行った。 病院に着いた瞬間、その胸の脂肪のカタマリが破裂して血膿がドバッと!「死ぬ死ぬ~」マジで泣きそうになった。 結局犬の体に何が起こっていたかと云うと、胸の脂肪腫の中に膿が溜まって菌が血液に逆流して、血液中の白血球に数値が20000ぐらい(通常の倍近い)になっているので、犬としては相当気分が悪くて苦しかったはずですよ、と言われた。犬は我慢強いからあまり表に出さないけど、多分2週間前ぐらいからこういう状態だったハズですよ、と。 年齢的に脂肪腫を切り取る手術はせず、(全身麻酔が危ないので)抗生剤/膿を外に出す薬/栄養剤の3本の注射を3日間通院して処置をしてもらった。見違えるほど元気になった。 思えば、ここ数日おしっこを失敗し続けたのは、「苦しいから早く病院に連れて行ってくれ!」という犬の精一杯のサインだったのだと感じた。 水を大量にも飲むのも、肝臓の機能が低下して(年齢的にしょうがない)いるので、体が水を欲しがるらしい。 物言わぬペットの行動には、すべて理由がある。そんな当然なことだけど、そこに人間の感情をぶつけてしまった自分が恥ずかしかった。 P.S.人間の介護もお金がかかるが、犬の場合は一切保険がきかないので人間よりもはるかにお金がかかる~。3日間で5万円近くかかった…。 未分類