さらに続く。 wizzplanning, 2015年8月20日2024年4月9日 職業柄、オリンピックエンブレム問題から毎日目が離せない、というか勝手に情報が入って来るので目に入らざるを得ない感じなのだが… このコンペの賞金が100万円だったと昨日書いたが、今日とある方の論評されたブログで、実際にはエンブレムを使ったグッズや関連商品が創られた場合、ロイヤリティーが4~5%デザイナーに入って来るので、総額200億円程度がデザーナーの懐に入る計算、だって。だから、そう簡単にはデザイナーも自ら取り下げられないだろう、だと。 「目が点」 いや、彼の目が¥マークに見えてきた。 中央と地方で、クライアントの規模こそ全然違うけど実際には同じような仕事をしている。 否が応でもネットから目に入ってくるS氏のオフィスは都心の一等地で、写真で見ると宇宙船の内部の様で、ど真ん中に「滑り台」が走っている!デザイナーは夢を売る仕事なので気持ちは分からんでも無いが、こんな何も無いピカピカなところでクリエイティブな仕事なんか出来るか?という印象。多分佐藤可士和氏の影響をかなり受けていると見た。 打合せでクライアントを事務所に呼んだ時には、「こんなステキな空間で創り出すモノはすごいのだ!」というハッタリをかますことは絶対に必要なのだ。 でもあの事務所を見たらなおさら、「サントリーの全国キャンペーンほどの大きな仕事」のデザイン、こんな仕事しかできないのか?という同業者として怒りとも似た感情が沸いてくる。 将来デザイナーを目指す若者も、いま全国でデザインを生業としている者も、「たいした仕事してねぇ~なぁ」と思ってるんじゃなかろうか。 未分類