驚くべきクルマの進歩 wizzplanning, 2006年1月27日2024年3月30日 少し前までは、クルマの商談でボディーカラーを選ぶときは、色見本というカードを営業マンは持っていた。 今やショールームには、実際の塗装と同じカラーリングが施された10分の1の模型が展示してあって、お客さんがイメージしやすいようになっている。 義弟が昨年エスティマ(今となっては旧型)を購入し、2歳になる息子が大のクルマ好きなので、ちょっとコネを使って同じカラーの模型を譲ってもらった。 ついでに新型のちっちゃい模型とカタログやDVDカタログも持ってきてもらった。 長く自動車業界にいた自分でも、クルマの進歩には驚いてしまう。 エンジンをかけるのもボタンを押すだけ、後部シートもボタンひとつで電動格納式、テールゲートも電動で自動開閉。これではバッテリーが上がったら何も出来ないじゃない? そしてクルマの四方八方に小型カメラが付いていて、例えば路地から出るときは、先端のカメラから左右確認が出来て、左に幅寄せすると左のサイドミラー下にあるカメラの映像がカーナビのモニターに映し出される仕組みになっている。 さらにバンパーの先端には前方の障害物を察知するセンサーがあり、走行中に前のクルマに近づきすぎるとブレーキがかかる、さらにさらに、道路の白線を認識し、高速道路などでは常に白線から出ないように自動でハンドルを微妙に切るシステムまで。 一番驚いたのは、「自動縦列駐車システム!」これはDVDカタログを見て勝手に自分が命名したのだが、まず縦列駐車したいスペースを設定すると、あとは自動操縦のようにステアリング操作をしてくれて、バックでスペースにするりと入ってしまう技! クルマを運転する「走る・曲がる・止まる」を機械に委ねて、ある意味面白くも何ともない付加価値をいっぱい付けることで結局ユーザーは高いお金を払うのだろう。 方向性は正しいのか? 未分類