当分空撮ネタで。

今日は空撮で松山に行くので朝早く自宅を出なきゃ行けなかったのに、昨晩超特急の仕事の依頼があって結局自宅に帰れたのが朝5時…。 寝ずに行こうと思ったが50歳になった体は無理だった。

1時間だけ仮眠して出発。1時間クルマを運転して柳井港まで。フェリーの2時間半の間に寝ようと思ったが、こんなに景色がいいのに寝るのはもったいなくて、ずっとデッキで島々を眺めていた。

今日は今まで空撮で飛んだ中では最高の天気で、「こんなに自然光が豊かだとシャッターのキレも良くなるのか！」と思うくらい写真がキレキレだった。どうしても空撮は十分な予算がかけられないので目的の場所+αぐらいしか飛ぶことができない。もう写真の出来を確認する暇なんて無いので、ひたすらシャッターを切りまくるしか無い。

今日の撮影は天候は最高で、俯瞰写真だけを撮るなら難易度1なのだが、今日は某病院のスタッフの方に外に集合してもらって手を振っている写真というリクエストだったので、300mmの望遠で人の顔が分かるくらいのクオリティの写真にチャレンジ。何だか自分で自分の首を絞めるような難易度MAXの撮影。セスナの窓からレンズを出すと風圧がもの凄くてカメラが踊り狂う状態を必死で抑えて「勘」でシャッターを切りまくる。セスナも低速で飛行して良いギリギリの高度を飛ぶので振動も凄い。

「三分一サン、そりゃ顔までハッキリ写すなんて無理ですよ！」とパイロット。

毎回毎回、いろんなことにチャレンジして失敗を繰り返したら本当に空撮が体に染み付いてくる。

柳井の風力発電のプロペラ。真下で見るとものすごくデカイけど、小さく見えるね。