地域の祭りに思うこと。 wizzplanning, 2012年8月25日2024年4月8日 今日25日は、少なくとも自分が知っている範囲では、周南市内3ヶ所で夜のイベントが開催される。 須金の「なし・ぶどう祭り」、須々万の「八朔祭り」、遠石八幡宮で「キャンドルナイト」。 須金と須々万は隣同士なのに、毎年同じ日に祭りが行われる。歴史的にいろいろある地域同士という理由もあるから(?)と聞いた事もあるが、どちらかを一日ずらしただけで周辺地域の人が両方の祭りに参加できたり、祭りの主催者どうしの交流も出来るはずなのに…。 部外者として客観的に見たら不思議でしょうがない。 中山間地域の取材を足掛け2年携わってきて、あまりにもイベントが「重なり過ぎ」て、こんな小さい田舎の周南の市内で、なんでそんなにイベントひとつとっても一体感が無いんだろうと思う。 地域の祭りを企画したりスタッフで参加する方達は、結局同じような時期に同じように地域の祭りが行われるので自分の事で手一杯、多分他の地域の祭りのことは全く知らない状態だろうと思う。 これを行政側であらかじめスケジュールを把握して日程だけでもマネジメントする仕組みを作れば、イベントが「つながる」状態を作ることができるはず。 地域の祭りには現状でも良いところもいろいろあるけど、自分はココ2年間周南市じゅうの祭りをほとんど取材してみて、ハッキリ言ってどこにもある種の「マンネリ感」から脱却できない何かがある。ほとんどの現場でケーブルテレビのSカメラマンとも一緒になるけど、彼もカメラを回しながら同じような事を感じていると思う。 地域の祭りは、マンネリでいいんよ、という考え方もあるかもしれないが、やる側が他の祭りを見に行って交流して、それを地域に持ち帰ってレベルアップさせるような取組みも必要だと思う。 やる方は大変だけどね。 未分類