印刷産業の現状 wizzplanning, 2006年1月12日2024年3月30日 山口県印刷工業組合の新年互礼会が市内のホテルで開かれ、山口県デザイン協会会長として来賓で出席。 今年は10月に、全国印刷フォーラム2006やまぐち大会が下関の海峡メッセで開かれることが決定していて、ちょうど山口県デザイン協会も創立15周年のイベントの年で、それじゃあ団体を超えたコラボレーションで何かやりましょうということになりそうになっている。 全日本印刷工業組合連合会の会長が講演をされ、印刷産業の現状や、この厳しい時代を生き抜くために、業態変革が必要等、なかなか興味深い話だった。 印刷産業が最も活性化していたのは1991年で、業界全体で8兆9000億円の売り上げまで成長したが、その後はいくつかの原因で、2003年には7兆5000億円だという。売り上げが落ち込んだ要因のひとつは、全国で価格競争をした時期があったことを話された。 確かに自分にも思い当たる節があり、ここ数年で山口県の印刷会社はものすごく価格競争に走って、確かに印刷代はえらく安くなった。しかしそれは自分達の首を絞めること以外に業界発展には何のメリットもなく、今では印刷会社の営業マンは完全に腰が引けている。 それは全国的な流れだったらしく、今印刷業界は、その時の失敗を取り戻すために懸命になっている。 未分類