デザイナーの卵養成機関 wizzplanning, 2005年12月21日2024年3月30日 今日事務所に、山口県立東部高等産業技術学校の就職担当の方とグラフィックデザイン科の先生がいきなり来られた。 何でも、ウチの事務所に興味のある学生が多いらしい。グラフィックデザイン科の求職情報を見ると、下関や宇部、防府から通っている学生もいるらしい。 周南市には、山口キャリアデザイン専門学校にもグラフィックデザイン科があり、デザイナーの卵を養成する機関は充実している。 ただし、悲しいことに卵たちの受け皿が、地元にはほとんど無い。 ウチの事務所も、何人もデザイナーを抱えるほど儲かっていないので残念ながら即採用しましょうとはいかないが、今日いただいた求職情報を見る限り、現実はもっと厳しいのに…と言わざるを得ない。 この求職情報の表には、訓練生の希望職種や希望賃金、雇用形態等が記載されているのだが、1年間学校でコンピュータに触ったくらいで、正社員で採用され、14、5万円の賃金がもらえるという認識を持たせる学校の指導方法は間違っている。 建築の世界も若い間は丁稚奉公が出来ないと一人前になれないように、サラリーマンじゃないんだから、デザインの業界は時給で給料がもらえると考える人は辞めた方がいい。 今日はせっかくなので、いろいろな話をさせていただいたが、先生自体にも、現場感覚というか、経営的な感覚がないと、クリエイターを世に送り出すことは難しいのではないだろうか? 未分類