デザインの価値、そして価格 wizzplanning, 2011年8月30日2024年4月6日 デザインの値段は、一般の人にはわかりにくい。 今日も某行政機関の方から、過去にやった案件のようなモノをお願いしたらいくらぐらいかかりますか?という問合せをいただいた。 ジャンル的には、どのジャンルにも当てはまらないような案件で、工務店に依頼するようなジャンルになるかも知れないが、内装とかサインディスプレイに関するこの手の案件は、結構アイデアや意匠図が重要なので楽しい仕事の範疇になる。 ただし、デザイン制作費は一律いくら、というわけにはいかなくて、いろんな要素を踏まえて毎回金額は違う(はず)。 企画料(アイデア)×制作期間×案件の規模×経験や実績を踏まえたデザイナーとしての付加価値。 とにかくデザイナーは失敗事例を作ったら終わりだから、お金が無いと言われたから適当にやりました、では済まないのだ。 今日の問合せにも、この辺のことを丁寧に話したが、世の中のデザインに関するセミナーで制作費のことをまともに伝えられているセミナーは本当に少ない。 デザインを生業とする我々が伝えなければならないことは、デザインだけではなく、良いデザインと適正価格なのだ。 未分類