工場と共存 wizzplanning, 2011年5月31日2024年4月3日 この景観 海に面した一体に工場や石油化学コンビナートが立ち並ぶ、周南市民だったら当然のように暮らしていて何の違和感も持たない風景。 自分もプラントの造形や巨大な構造が好きなので、「工場萌え」を自負する者として、工場の夜景を含めて周南市の貴重な観光資源とも思っている。 ただし、これだけ工場があると、周南市の空気は相当悪いと言わざるを得ない。 周南市の小学校のアレルギー性鼻炎の比率は全国でもトップクラスというのも事実。 工場との因果関係は検証されていないけど、これだけ市街地に隣接している工場で、全国でも有数の規模の化学製品を生産しているのだから、多分空気が良いワケは無い。 「周南市に住んでいる人は我慢強い」と言った人がいる。 確かに、相当数の人が実際に工場で働いているから、法人税も市に入ってくるし、地元と共存している会社というイメージでしか見ていない。 いろんな見方があるものだ。 自分の年代は、出光の大爆発を体験している。 小学校6年の、ある深夜、大爆発で飛び起きて、延々と爆発し続けるコンビナートを一晩中見ていた。まるでウルトラマンの劇中かと思うような火柱と轟音。そして一週間コンビナートは燃え続けた。 当時も大変な騒ぎだったが、今だったら…。 未分類