頑張るモチベーションが無くなってしまうような理不尽なビジネスの勧誘 wizzplanning, 2022年9月22日2024年3月9日 これをブログに書こうかどうしようか迷い、ブログ自体もしばらく書けなくなってしまった。 先日事務所にかかってきた1本の電話。 全国の企業の案件を依頼できるデザイン会社を探しているので、話を伺いたい、と。 どこで当社を知ったのかと聞くと「ホームページを拝見したので」とのこと。 日を改めてZOOMで約30分プレゼンを受けた。 企業とデザイン/制作会社とのマッチングをします、がその会社のウリで、CMキャラクターにタレントを起用して派手に宣伝もしている会社だった。 実際の案件の事例などを見ると、本当かどうか分からないが、地方で発生する案件とは桁が違うものばかりで、その案件を紹介するには、依頼する側の趣味趣向から性格等が、担当するデザイナーに合うかどうかを事前に綿密に調べる必要があるので専属のスタッフが調査するというシステムだった。 実際に企業が社運を賭けるようなプロジェクトは、デザイナーと「フィーリングが合う/合わない」は最も大事な要素で、合えばこれほど楽しい仕事は無いと思えるが、稀にどうしても合わない経営者もいるので、そうなったら早い段階で仕事を断らないと地獄を見ることもある・・・。 なのでマッチングの前段階で調整してもらう仕組みは非常に理にかなっていると思ったが、世の中そんなに美味しい話は無い。 さんざん美味しい提案をしておいて、やはりと言うか最後にとんでもないオチが待っていた。 この企業からの案件を受ける事業社に登録するためにお金がかかる。 あ、でしょうね〜と思った。 が、その金額も自分が予想した額の、、、10倍だった。 瞬間に丁寧に断った。丁寧に断ったが、内心は「アホちゃうかお前!」と。 要するに、そのマッチング会社の人間が動く人件費を全て委託先として登録するデザイン会社が負担するシステムだった。 あとでネットで調べてみると、日本中のデザイン会社に手当たり次第に電話営業して委託先に登録を強制する強引な商売をしていた。このシステム、数年後には相当トラブルで立ちいかなくなると思う。 我が社などは、コロナで本当に仕事が激減してなんとかしないといけないので、ホームページに手を加えて頑張ろうとした矢先に、そのホームページを見てこんな許せない商売の仕方をしている会社を知った。 もう自分的には、面白いネタが一つ増えたくらいに思うことにして、同業者に面白おかしく「○○っていう会社知ってる?」でこの件を最初から最後まで笑い話で伝えるようにしている。 未分類