言うだけなら誰でも言える。 wizzplanning, 2018年1月27日2024年4月9日 先日、ムービックス周南で「写真甲子園」という映画を観た。 半分ノンフィクションで実際の「写真甲子園」を紹介した映画。 写真甲子園(高校の写真部の全国大会で、毎年夏に北海道の東川町に地区予選を勝ち抜いた高校18校のみが出場できる)は何となく知っていたが、まさかここまで素晴らしいとは! しかも北海道の東川町は、特に写真に縁がある地域でも何でもなかったのに、20数年前に『写真で街興しをしよう!』と立ち上がって街全体で取り組み、今では全国で写真の街と言えば北海道の東川町!となるまで活性化した非常に珍しい事例。 高校の野球部の聖地が甲子園球場だとしたら、文系の甲子園が北海道!みたいな感じだろう。 自分が高校生の時にこの写真甲子園があったら写真部に入部してココを目指したかもしれないな。 そして一昨日「周南市クリエイティブ産業創出プロジェクト」の第5回研究会があったので徳山駅まで電車で行って駅の南側に降りたら、なにやら写真展をやっていて、タイトルは「写真の街 周南市 よさこい写真展」だったのだが、びっくりするくらい貧相な写真展だった。 『写真の街 周南市』って誰が言ってるの? もう何でもかんでも言えばいいって言うもんじゃない!あっちをつまんでイベント、こっちをつまんでイベント、全然定着もしないし市民の感心も無い。 クリエイティブ産業創出プロジェクトも、「周南市をクリエイターの街に!」って、全然響かないし、全然クリエイターの街になるとも思えない。 何かに特化して街興しをしようと思ったら、言い出しっぺは『失敗したら死ぬ!』くらいの覚悟が無いと絶対ダメでしょ。 だから「ネコになれる街」ってPRも全然定着しないと思う。 ほんとに薄っぺら~い街になった。 未分類