身近にあったクラウドファンディング。 wizzplanning, 2017年8月25日2024年4月9日 山口県内でファッションデザイナーとして活躍している浜井氏から、これが届いた。 彼は残糸(既製品を作る際に余った糸)を使って様々な再生品をデザインし新しいジャンルを開発している面白いデザイナー。 今回、東京で展示会をする為にクラウドファンディングで資金を募り、自分もわずかではあるが出資したので御礼の品が、この残糸で縫製された靴下。 クラウドファンディングは、ネット時代に出資金を集める手段として普通になってきたが、こういうことも我々デザインを生業とする人間は「知らない」では絶対に済まされない。 身近な例で言うと、いまだに自分の周囲に誰も賛同する人が居ない「しゅうニャン市」のシティプロモーション。こんな企画は「しゅうニャン市という架空の街」を想定した企画だったら(一部の人には)盛上がるかもしれないし、それこそクラウドファンディングでプロモーションの費用を募れば、あっという間に3000万円くらいは集まると思う。 さらにクラウドファンディングのシステムは、何となく「ふるさと納税」にも似ていて、出資金額に応じて御礼の商品も違ってくる。 周南市は、「しゅうニャン市」のプロモーション費用は全て「周南市へのふるさと納税」のお金でまかなうようにすれば、知名度も上がるし市外に在住する『この企画に賛同する人』が限定でも納税してくれれば、ものすごくわかりやすい。どれだけ効果があったか=ふるさと納税額の金額なのだから。 いずれにしても、税金を使った今の施策は、この先いつまで経っても市民には受け入れられないと思う。 未分類