野犬対策で相談された件。 wizzplanning, 2016年9月12日2024年4月9日 Facebookに長文を投稿した。もう一度書くのも面倒くさいので、コピペ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 先日、ある方から相談を受けました。 9月6日の新聞に、周南市内で妊娠中の野犬が死んでいるのが発見された記事で、誰かが毒入りの餌を食べさせたのだろうというのは想像に難くないのですが、周陽町や城ケ丘では以前から「毒入りだんご」を野犬の通りそうな道に『誰かが』置くのが常習化していたそうです。そして普通に散歩させていた犬がその毒団子を食べてしまって病院に運ばれる事も日常茶飯事だそうです。 そこまでして野犬を毒殺してやろうという市民がいるのに、先日から行政の施策で「野犬の巣穴を撤去する」という中途半端な対策が何度か行われたのです。 私自身も野犬に実際に襲われたこともあるし野犬対策には一家言持っているので、この施策は「野犬の行動範囲を広めるだけの最悪の行為」と思っていたのですが、実際に巣穴の周辺に住んでいる方から非常に怒っているという話を聞くと、本当にやるせない思いでした。 別に私に相談されても何もできないのですが、周南市が「いったい野犬対策をどうしたいのか」全然見えて来ないのです。 「餌をやってはいけない」けど「殺してはいけない」。じゃあ巣穴は潰して間接的に餓死させるのはいいのか? 市民から通報があると、職員が捕獲に出向きます。野犬が人間に捕まる確立は限りなく低いと思われますが、それでも捕獲された野犬は殺処分されます。 「ケダマの会」という捨て犬を終生引き取って面倒を見る施設もありますが、場所を公表できないくらい(動物を捨てに来る人が殺到するから公表できない)現実的に大型犬を飼育しつづけるのは大変です。 これだけ全国的にも「野犬が多くて危ない市」で有名になりつつ周南市は、「野犬を徹底的に保護して育てる(殺さない)」ことが明確に宣言されない以上、いつか大変なことが起こると危惧しています。 未分類