半端無い緊張感を味わう。

いやぁ～しびれた。

マルチコプター空撮の醍醐味は、セスナでは飛べない低空からの撮影が可能な点なのだが、今日のミッションは「船を撮ってくれ」というもの。 難易度的には、おそらく万が一のことを考えたら、恐ろしくて仕事を承けたくない種類の撮影かも。

昨日も止まっている船からのリハーサルを入念に行い、今日の本番はあらゆる事を想定して4人のスタッフで望んだ。 自分の役割はマルチコプターの操縦ではなく（まだ海上を飛ばすのは恐ろしくてムリ！）モニターを見ながら被写体の「船」がきちんと画角に収まっているか角度調整、ヘリコプターの高度やバッテリーの消費具合などもモニターに表示されるので低電圧にならないような飛行時間のコントロールも。

圧倒的な迫力！このアングルは海面から50mほどの高度の海上からの映像なので、多分今までに絶対に見ることができない映像。

マルチコプターも「精密機械」なので、『もし』が1％でも起こったら、機体は海の中に消える・・・と思うと緊張感が半端無い撮影となった。 でも機体は超安定していて改めてGPSを使用したマルチコプターの安全性が確証されるような経験となった。