俯瞰で見ると、物語が浮かび上がって来る周南。 wizzplanning, 2015年1月30日2024年4月9日 書店をブラブラしていたら、『海賊とよばれた男』がマンガのコミックスになって発売されていたので即購入。 あらためて「徳山」が舞台になっていることに感慨深い。 この物語の序盤は、徳山の海軍燃料廠の底に残された重油をさらう描写がリアルに描かれている。直径88メートル高さ11メートルの巨大な5万トンタンクが22基と描かれていたが、別の実際の資料を読むと、計画では20基の予定で建設していたが資材と重油の不足により12基目で中止になったらしい。 空撮した写真を見ると、地下タンクが埋められていた場所が円形のグランドとして残っているので当時の感じが想像できる。 奇跡的にカラーで残っている当時の写真を見ると、野球場や陸上競技場の辺りも全部タンクが埋められていたことが分かる。 空撮写真を見ると、当時空襲を避ける為にタンクを海軍燃料廠(現在の出光)のから離れた位置に建設した狙いも分かる。 写真一枚で本当に物語が蘇る。 未分類