視察の仕方。 wizzplanning, 2013年10月9日2024年4月9日 図書館構想の続き。 どうもあの記事は、武雄図書館に視察に行った市議会議員のフライング的な意見らしいが、それにしても軽はずみすぎると思う。 気になるのは、『視察』の仕方である。 ひょっとして、いや多分絶対そうだと思うけど、事前アポをとって「お客さん」として訪問したのだと思うが、それでは絶対何の意味もない。 そりゃ案内役を付けてもらって「キレイな部分」ばかり見せられたら「へぇ~」と思うでしょうよ。 「一利用者、一市民」として普段の図書館の姿を体感しないとダメでしょう! さらに視察という名目で公費を使って行ったのだとしたら市民をナメている、と自分は思います。 市議会議員なんて一般市民より高い報酬をもらっているんだから、視察したかったら自分で行ったらいいでしょう。 自分たちデザイナー有志数名は数年前に、道の駅の事業にデザインの有用性を訴えるための資料収集のために鹿児島から広島島根までの30数カ所の道の駅を全て「客目線」で回ってみた。 有名な道の駅も、平日の時間帯によっては全く機能していない閑古鳥が鳴いているようなところもある。(残念ながら、この道の駅勝手に視察レポートは発表する場が無い…) ミシュランガイドに載るような店も、絶対に取材を気付かせないで「客目線」で訪ねないと評価できないから価値がある。 また手厳しい意見になってしまうけど、視察に行く人も『目』を持ってないと『ただのお客さん』で、相手の手のひらで転がされて丸め込まれて終わりです。 未分類