何度も書かないと浸透しない。 wizzplanning, 2013年9月28日2024年4月9日 周南市でデザインを生業とする者として、そして自分のふるさと周南市を想う者として行政の方達に言いたいことがある。いつも言ってるけどあらためて書く。 自分の考えは起業して16年間終始一貫しているが、周南市という自治体の将来を本当に考えるなら、地元で一生懸命頑張っている方達を大切にして欲しい(特に一次産業)し、地産地消という言葉があるくらいだから行政の目も地元の生産者に向いていると思うけど、 「デザインも地産地消」という考え方を本当に浸透させたい。 自分は多分同じ業界のデザイナーの方の中では、割と早くから行政の中にデザインを浸透させたいと動いていた。この目に見えぬ知的所有権の範疇である「デザイン」には価値があり、きちんとしたデザインの提案、提供に対しては相応の対価が発生するのだ、ということを行政に認識して欲しいのだが、中にはきちんと理解してくださる行政マンも居るが、現状はまだ難しい。 滅多に無いが、たまに行政の案件でもデザインのプロポーザルコンペというものがある。自分は元々コンペと言うモノが大嫌いで、出来ることなら参加したくない。 でも滅多に無い周南市の行政が発信するデザインのコンペには必ず手を挙げる。なんでか? コンペを獲りたいとか勝ちたいとか以前の、地元のデザイナーとしての「使命感」しかない。実際コンペに応募するデザイナーは本当に少ないが、一番の理由は行政側の認識の温度差だと思っている。 周南市の活性化に繋がるデザインなら、周南市内のデザイナーが担当するべきで、ただしコンペに応募する案を創るにも相応の時間とエネルギーがかかるのでできれば対価があれば尚良いと思う。コンペに応募するのもタダじゃないのだ。アイデアやデザインを練ることこそがデザイナーとして一番大切な仕事なので、その課程を軽く扱うような上から目線の施策には断固声を上げ続ける。 これは批判じゃないですよ。意見です。 未分類