スズメバチに学ぶこと。 wizzplanning, 2013年6月30日2024年4月9日 百田尚樹作の『風の中のマリア」を読むと、オオスズメバチのことをもっと知りたいと言う好奇心を抑えきれない。 こんな本を買って研究中。 ハッキリ言って「深い!」。 一般的に人間の世界で、危険や注意を促す配色は『黄色と黒』だと言う事は道路標識や看板類を見てもわかるが、この配色はスズメバチの体の模様に他ならない。それほど動物の生体系の中でスズメバチの「位置」は際立っている。 まだまだある。 スズメバチの巣は球体をしている。巣の中は何層にも仕切られていて、寸分違わない大きさの正六角形の部屋が数千も造られる。これは最少の材料で最大の効率を上げ、強度的にも一番効率の良い形状が正六角形(ハニカム構造)で、この構造は人間の世界でも宇宙ロケット、飛行機、鉄道、建築物などの内部にもふんだんに取り入れられている。 人間はスズメバチから本当に多くの事を学んでいるという事実。 スズメバチはこんな複雑な構造の巣(建築物)を一匹残らず全部の個体が協力して造り、しかも巣の表面は何層にも空気の層を作って断熱も完璧に備えている。 なのに、なのに(ほとんどの)人間は、いまだに直線の建築物しか造ることができない。 人間って、退化しているんじゃないのかな。 未分類